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芥川賞作家の柳美里さん(福島県南相馬市小高区)のエッセー集「福島県南相馬市小高区東町1―10」(福島民報社)が3月11日、発刊される。東日本大震災から15年になるのを機に、福島民報で「南相馬にて」のタイトルで連載したエッセーをまとめた。
柳さんは震災と東京電力福島第1原発事故をきっかけに南相馬市に足を運ぶようになり、2015(平成27)年に同市に移住。2018年に自宅に書店「フルハウス」を開いた。「南相馬にて」は2015年5月から2021(令和3)年12月まで掲載した。被災地を見つめ、共に生きる人たちの思いをつづった66編を収録した。書籍のタイトルは柳さんの自宅兼書店「フルハウス」の住所。連載にはなかった、柳さん撮影の市内の風景や風物詩などの写真も掲載している。
四六判、232ページ。税込み1800円。県内の各書店、福島民報社の本社、郡山本社、各支社支局、福島民報販売店などで扱う。問い合わせは福島民報社事業局出版部へ。

