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福島県会津坂下町そば振興委員会は文化庁の「100年フード」に認定された町特産の「高寺芯そば」の魅力発信を強め、町内への観光誘客を加速させる。加藤康明委員長(加藤そば道場)らが5日、町役場で古川庄平町長に認定を報告した。町と町観光物産協会、町商工会は全面的に支援する方針で、関係者は観光PRへ決意を新たにしている。
委員会はそば農家や製粉・製麺業者、飲食業者らで構成。昨春ごろから認定に向けた準備を進めてきた。製粉歩合5割5分以下のそば粉を使い、湯ごねで手打ちするという技術面の特徴や魅力を応募書類でアピールした。
5日は加藤委員長が認定証を披露し「先代の人たちの頑張りを引き継ぎ、さらに盛り上げる」と意気込んだ。首都圏での販売会などで「白く透明で、つるつるもちもちで、喉ごしのいい、コシの強いそば」のおいしさを広め、誘客につなげる考えを示した。
古川町長は「100年後を見据え、後継者育成にも取り組んでほしい。高寺芯そばが長く愛されるよう期待している」と激励した。内海淳一町観光物産協会理事長は「そばには人を集める力がある。認定を契機にPRしていきたい」、五十嵐正康町商工会長は「伝統的なそば打ち手法を変えながら今の形に至った経緯を紹介したい。新たなスタイルのそばを100年後に残したい」と誓った。(会津版)

