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福島県須賀川市が税外収入確保のため初めて募集したネーミングライツで、市を代表する施設である円谷幸吉メモリアルアリーナ、市文化センターの愛称が決まった。アリーナは神田産業が「すかがわ『だんぼっち』『ダンボ・ウル』アリーナ」、文化センターは須賀川信用金庫が「須賀川しんきん文化センター」と、市内の企業・金融機関が命名した。
神田産業は全国に出荷している段ボール製防音室「だんぼっち」と自社キャラクター「ダンボ・ウル」を名称に用いた。須賀川信金は文化センターで毎年、新春講演会を開いている縁があり、命名記念で今年11月に演歌歌手石川さゆりさんの歌謡ショーを開く計画だ。この他、西部2号内水排水処理施設は東京都の石垣が「須賀川市フラッドバスターポンプ場」と名付けた。
2日、市役所で開いた発表会には神田産業の神田雅彦社長、須賀川信用金庫の伊藤平男理事長らが出席した。
契約期間は4月1日から5年間。神田産業が250万円、須賀川信金が100万円、石垣が10万円を市に支払う。大寺正晃市長は「財政健全化の一助になるのはまちろんだが、施設が市民に一層愛されるきっかけになってほしい」と話した。
市は厳しい財政難が続く中、ネーミングライツ導入に踏み切り、昨年11月に今回の募集を開始した。新年度以降も対象施設の拡大を検討する方針だ。

