復興への思い、大作に込める 郡山商高書道部(福島県郡山市) 東北交流展に2作品出展 「星」「花」テーマ

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復興への思い、大作に込める 郡山商高書道部(福島県郡山市) 東北交流展に2作品出展 「星」「花」テーマ

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福島県郡山市の郡山商高書道部は20日から宮城県で開かれる東北6県高校書道交流展「絲
ITO(いと)」に、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を願う気持ちを込めた2作品を出展する。乳幼児の時に起きた震災を「自分たちなりに表現できた」と納得の出来栄えだ。
2年生の8人は死者が「星になる」という表現から着想を得て「星」をテーマにした。縦3メートル、横90センチ。黒い紙に黄色い「道標」の文字と星を配し、白い紙に書いたメッセージは「未来」、「星」、「繫ぐ」を目立たせた。
渡辺愛里さんは「夜空を表す上の部分に目がいくよう考えた」とこだわりを明かす。斉藤凜音さんは「暗い気持ちで迷った時に星を見て未来を信じてほしい」と願う。
1年生の7人は花をテーマとして3メートル四方の作品を手掛けた。自衛官から学んだ震災当時の話を基に「あの日見た景色
あの時の想い永遠に」などと書き上げた。
佐藤さくらさんがオレンジのガーベラを水彩画で描いた。花が咲くような華やかな笑顔を「花笑」と表現した。柴原ひまりさんは「震災の記憶を受け継いで表現していきたい」と思いを語る。
書道交流展は20、22の両日に仙台市のせんだいメディアテーク、24日から29日まで松島町の国宝・瑞巌寺で開かれる。2年生の作品展示は仙台市のみ。
制作に関わった生徒は次の通り。
▽2年=斉藤凜音、渡辺愛里、渡辺由莉、鈴木凛子、菅田彩那、吉田瞳衣、佐藤美咲、滝田みのり▽1年=柴原ひまり、郡司心優、佐藤さくら、智野颯斗、佐久間真優、郡司菜々美、長谷川綾音(郡山版)