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双葉地方広域消防本部は福島県広野町内で発生した火災を発見し、通報や初期消火、延焼防止に取り組んだ西本建設(広野町)の6人に感謝状を贈った。
表彰を受けたのは西本秀明常務、西本哲也土木部長、社員の松本光正さん、箱根新二さん、添田忠男さん、大沼洋美さん。
1月20日午後1時ごろ、町内の民宿高木屋(休止中)の敷地から火が上がった。火元から約100メートル離れた浅見川の護岸工事に取り組んでいた6人は高さ2、3メートルほどに燃え上がる炎に気づき、119番通報と消火器やバケツによる初期消火に取り組んだ。
当時は林野火災警報が発令される強風の状況で、南側の山林のり面を駆け上がるように延焼していた。スコップで土を掘り起こし、延焼拡大防止に成功。消防が現場に到着後は車両誘導などにも協力した。火災は自然発火の可能性があるという。
感謝状贈呈式は6日、楢葉町の消防本部仮庁舎で行われた。金沢文男消防長が出席した4人に感謝状を手渡し、「強風の中で容易に延焼した可能性がある。大きな被害を防いだ尽力に心から感謝する」とたたえた。西本土木部長は「光栄だ。万一の際には今回のような行動で地域を守りたい」と話した。(相双版)

