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福島市の福島東高書道部は20日から、宮城県で開催される東北六県高校書道交流展「絲
ITO(いと)」に作品を出展する。縦3メートル×横3メートルの大作。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から15年の節目を迎え、復興を願う気持ちと人とのつながりを大切にしたいという思いを作品に込めた。
前部長の佐藤歌音さん(3年)が構成を担当。部長の佐藤穂泉さん(2年)をはじめ、2年の佐藤百華さん、斎藤ゆうあさん、武田明香里さん、1年の白坂咲良さん、斎藤桃花さんの部員6人が手がけた。
「睦」は「人々が寄り集まり、親睦を深める」の意味がある。東北六県の高校生たちが連携し、未来へ希望をつなぐ存在に―という今回の交流展の趣旨にふさわしいと選んだ。中央の「睦」の周りにはテーマの「絲」から着想を得て糸の輪を何重にも重ね、人とのつながりの強さを表現した。落款印も糸を意匠化したデザインにした。若い自分たちが東北をつなぐ架け橋になれるよう作品にメッセージを託している。佐藤部長は「今回、初の参加。作品の構成や配色、私たちの思いが見る人に伝わればうれしい」と語った。
20日、22日は仙台市のせんだいメディアテークで午前9時30分から午後6時まで。24日から29日までは松島町の国宝・瑞巌寺で午前9時から午後4時30分まで展示される。(県北版)

