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「~漁業の生産性向上プロジェクト~ドローンによる漁場探索に関する小名浜沖実証会」は13日、福島県いわき市の小名浜港1号埠頭で開かれ、関係者が新たな漁業モデルに向けた機運を高めた。
福島相双復興推進機構の主催で初めて開催された。ドローンを活用し、鳥山やうねりなどの海面変化を捉えることで漁場探索の効率化や高度化の可能性を探ることを主な目的としている。
実証会には同機構やドローン開発に関わったハマ(南相馬市)、実証に協力した船主会社・酢屋商店(いわき市)をはじめとした漁業関係者らが参加した。
用意された2台のドローンが、岸壁や水上に放たれ飛行を開始すると、連動したモニターに広範囲の海面の様子などが映し出され、関係者がその性能や見え方などを確認した。同機構の担当者は「本実証の取り組みや関係者の声を基に、次年度以降も可能性を探っていければ」と語った。
酢屋商店取締役の野崎太さん(43)は「魚群を探すのが本当に難しい中で、多方面から支援いただけるのは今後の漁業にとってプラスだ。広域的に漁場探索ができれば業務効率化にもつながるだろう」と期待を寄せた。

