戻ってきてね 福島県楢葉町の木戸川でサケ稚魚1000匹放流 児童生徒ら約180人参加

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福島県楢葉町の木戸川で16日、サケの稚魚の放流が始まった。初日は町内の子どもたちが参加し、着実な成長と木戸川への遡上を願って約千匹を送り出した。町内のあおぞらこども園の園児、楢葉小と楢葉中、県立ふたば支援学校の児童生徒ら約180人が参加した。松本幸英町長と木戸川漁協の松本秀夫組合長があいさつした後、参加者が5センチほどに成長した稚魚を川に放した。木戸川漁協は今月下旬にかけて、木戸川で水揚げしたサケの卵をふ化させた約2万5千匹を放流する予定。木戸川では東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生前まで、年間約1500万匹のサケの稚魚を放流し、7万匹前後の漁獲量を誇った。近年は不漁が続き、昨年の漁獲量は25匹にとどまった。サケは4年後に放流した川に戻るとされる。楢葉中2年の緑川真生さんは「サケを通じて町に人が増えるよう、海で育ち、帰ってきてほしい」と願った。【写真】成長を願い、木戸川にサケの稚魚を放流する園児