東京芸術大音楽学部に合格 紅林愛美さん(福島県・安積黎明高3年) 声楽科でソプラノ専攻 夢への一歩

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芸術大学の国内最高峰とされる東京芸術大の入試結果が13日発表され、音楽学部に福島県郡山市の安積黎明高3年紅林愛美さん(18)が合格した。同校から同学部への合格は2019年度以来。紅林さんは4月から声楽科でソプラノを専攻する。「歌が好きという思いは誰にも負けない」と語り、ソプラノ歌手の夢への一歩を踏み出した。紅林さんは声楽家で音楽教室を主宰する母美枝さんの下、歌が身近な環境で成長した。行健中では合唱部で活動し、3年から本格的に声楽を始めた。安積黎明高の入試では声楽で特色選抜を受験。同高コーラス部で部長を務め、全日本合唱コンクール全国大会高校部門で金賞に輝くなど活躍した。昨年4月に東京芸大の受験を決め、美枝さんや恩師星英一教諭の指導を受けた。表現や技術にとどまらず、試験内容に応じて音楽理論への理解を深め、音を聞き取って楽譜を書く「聴音」などに繰り返し励んできた。部員の応援などを励みに実力を発揮し、合格をつかんだ。東京芸大では憧れのソプラノ歌手森麻季さんも教壇に立つ。「いつか森さんから教えを請いたい。声に磨きを掛け、喜怒哀楽を表現できる演奏で周囲に感謝を届ける」と歌の力を信じている。【写真】豊かな感情表現ができる声楽家を目指す紅林さん