福島のニュース
福島市松川町の北原町内会は、約27年にわたり松川町の道路の草刈りやごみ拾いに貢献してきた松川町石合の斎藤義博さん(75)に感謝状を贈った。斎藤さんは「体力のある限り続けたい」と意欲を新たにしている。斎藤さんは松川町下川崎で和風料理店「絹の里」などを営む丸福織物(福島市)の会長で、松川町商工会長も務めている。環境美化活動は1999(平成11)年に始めた。前年に生まれた初孫のため何ができるか考えていた時、自転車の女子生徒が道路脇で茂る草に触れスカートを朝露でぬらす様子を見て、「孫のためにきれいな町を残したい」と奉仕活動を思い立った。絹の里から北原地区を経由し松川駅までの往復2キロで活動している。雨の日を除く3月から11月の毎朝5時30分から2時間清掃する。仲間は募らず、黙々と続けてきた。妻からは「草刈りが好きなら草刈り機を持って全国行脚すれば」と冗談で言われたことも。今では見守ってくれているという。無償の活動は住民の目にとまり、北原地区の大槻一夫さん(86)が「町内会としてたたえたい」と声をかけ、感謝状贈呈に結び付いた。北原集会所で開かれた町内会総会の席上、感謝状を受けた。斎藤さんは「初めて来た人にとって道路は街の顔。清掃活動に興味があれば協力いただきたい」と述べた。【写真】感謝状を受け取る斎藤さん(右)

