「彼岸獅子」若い力が奮闘 踊り手の佐藤颯さん(一箕小4年)、斉藤永真さん(一箕中1年) 福島県会津若松市

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福島県会津地方の春を告げる伝統の「彼岸獅子」。会津若松市の本滝沢獅子舞保存会で、佐藤颯さん(10)=一箕小4年=と斉藤永真さん(13)=一箕中1年=が踊り手として活躍している。地域の民俗芸能を守ろうと、若い力の奮闘ぶりが光る。彼岸獅子は3体の獅子が笛と太鼓の音色に合わせ、古式ゆかしい舞を披露しながら地域を練り歩く。五穀豊穣や家内安全を祈り、春の訪れを喜び合う。佐藤さんは父大美さん(43)が保存会で活動する姿を間近で見て興味を持った。小学2年生の頃から本格的に練習に参加。自宅でDVDを繰り返し見たり、大美さんから指導を受けたりして鍛錬を重ねてきた。現在は親子で踊り手を務める。斉藤さんは一箕小5年生で保存会に入った。練習の様子を見学し、勇ましい演舞に心を引かれた。部活動のソフトテニスや習い事の空手などと並行し、踊りを習得した。笛を担当する父健介さん(49)とともに練習に汗を流している。20日は活動のメインである彼岸獅子で、担当地区の約80軒を練り歩く。保存会の雪下明広会長(58)は「若いメンバーの活躍は頼もしい。本番でも迫力のある演舞を披露してほしい」と期待する。【写真】迫力のある演舞を披露する斉藤さん(左)と佐藤さん(中央)