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端午の節句に向けた「いわき絵のぼり」の制作作業が、いわき市泉町滝尻の「いわき絵のぼり吉田工房滝根庵」でピークを迎えている。江戸時代から続く県指定伝統的工芸品で、男児の健やかな成長と疫病退散を願う縁起物となっている。三代目絵師の辰昇さん(47)=本名・吉田博之さん=が、木綿の布に顔料で鍾馗や金太郎、鳳凰などを力強いタッチで描いている。1~2週間かけて1本を仕上げる。近年は室内用のぼりが人気を集めているという。辰昇さんは「伝統文化に触れてもらいたい」と話している。作業は4月末まで続く。いわき絵のぼりは人形の東月(本社・いわき市)などで取り扱っている。【写真】端午の節句に向けて「いわき絵のぼり」の制作に追われる辰昇さん

