30年以上、1人で制服集配送 県警察学校が菅生さんに感謝状 3月末で同仁社退社

  • [エリア] 福島市

福島のニュース

福島県警察学校は19日、30年以上にわたり警察職員や学生の福利厚生に貢献したとして、同仁社(福島市)の菅生龍二さん(74)に感謝状を贈った。警察官の制服集配やクリーニング場への配送などを30年以上、全て一人で担ってきた。今月末での退社が決まり、「名残惜しい。感謝の気持ちでいっぱい」と万感の思いを口にした。菅生さんは1993(平成5)年ごろから県警を担当。警察学校をはじめ、交通機動隊や福島署などを回ってきた。月、木曜日の毎週2回、制服やワイシャツを預かり、一回当たりの集荷数は100着以上。「警察官の制服は絶対になくさない」。一人ずつ対面での受け取りを徹底している。県警内で菅生さんへの信頼は厚く、「なくてはならない存在」「ウチの制服は大丈夫だ」と慕われてきた。県警察学校で赤松正広学校長が感謝状を手渡した。菅生さんは「制服は特別で、お金では補償できない。常に細心の注意を払って取り組んできた」と胸を張った。【写真】菅生さん(中央)に感謝状を贈り、長年の労苦をねぎらった県警察学校関係者