園舎を地域の交流拠点に 旧まつかわ東幼稚園を活用 イトマキ建築、福島市と譲渡契約へ基本協定締結

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園舎を地域の交流拠点に 旧まつかわ東幼稚園を活用 イトマキ建築、福島市と譲渡契約へ基本協定締結

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福島県福島市松川町の一般建築工事業「イトマキ建築」は閉園となった旧まつかわ東幼稚園を、同社の事務所兼木工作業場に活用する。開放スペースも設け、地域の交流拠点とする。市から園舎の利活用候補者に選ばれ、市有財産の譲渡契約を進めるための基本協定を結んだ。19日、熊坂貴之社長(45)が馬場雄基市長と市役所で協定書を交わした。松川町出身で、幼少期はまつかわ東幼稚園の前身の幼稚園に通った。松川町では児童生徒数の減少などに伴い、四つの小中学校が昨年4月に統合した。こうした動きに危機感を募らせ、民間利活用に手を挙げた。改修工事を経て、早ければ7月にも同社事務所を園内に移転する。開放スペースでは木工教室やマルシェ、松川提灯祭りの太鼓練習を受け入れる。「交流拠点となる『縁側』のような場所として、地域にいい流れを作りたい」と話した。廃校した市立教育施設の民間活用は旧茂庭小、旧大久保小、旧青木小に次いで4例目。まつかわ東幼稚園は鉄筋コンクリート造り1階建て。敷地面積は1433平方メートル。2019(平成31)年3月に閉園した。【写真】協定書を交わす熊坂社長(左)と馬場市長