玉川一小と須釜小の統合校 2030年度開校目標 村民グラウンド東に新校舎 福島県玉川村

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福島県玉川村は玉川一小と須釜小を統合し、村内の村民グラウンド東側エリアに新たな統合校の校舎を建設する。校舎は2029(令和11)年度完成、2030年度の開校を目指す。将来的には玉川中も統合した「義務教育学校」としての整備も視野に入れている。統合は児童数の減少や校舎の老朽化が背景にある。村内の小学校児童数は2015(平成27)年度の380人から2025年度には288人に減少。玉川一小と須釜小の校舎はいずれも築50年を超えている。村は統合校の在り方を議論した結果を今年1月、基本構想にまとめた。構想によると、統合校の建設地は通学距離の公平性や防災拠点としての機能、将来的な拡張性を踏まえて村民グラウンド東側エリアを選定した。村は現校舎の老朽化などを理由に小学校の統合を優先する一方で、小中学校9年間の義務教育を一貫して行う「義務教育学校」の整備も検討している。児童生徒の発達に応じた学習・生活支援ができる他、校舎建設にも国の財政支援を受けられるという。村の3月定例会では統合校の設計業務や地質調査の委託料など計1億1373万円を盛り込んだ2026年度一般会計当初予算案が可決された。村教委の担当者は「新年度に基本設計に着手し、どのような形の校舎が建設可能か具体的な検討に入る」とした。【写真】基本構想で示された統合校のイメージ図