福島のニュース
福島市は人工知能(AI)による分析機能を搭載したカメラをJR福島駅周辺の8カ所に設置し、通行量データを公開する。運用開始は4月1日を予定。映像から通行者数や推定される性別、年齢層を割り出し、市のホームページ上に統計値を示す。空洞化した駅東西の活性化に向けた市の施策や民間事業者の販促に生かす。市によると、県内初という。馬場雄基市長が26日の記者会見で発表した。カメラは福島駅周辺の駅前通りや文化通りなどの主要通路に置いた。毎日午前6時から翌日午前0時までの映像を取得し、各地点を通行する人や車両の属性を把握する。ホームページ上では閲覧したいデータの日時を設定でき、統計グラフや地図から傾向をつかめる。撮影にはプライバシーやセキュリティー対策に配慮し、公開データには個人が特定される情報は含まれない。市は今後、イベント開催などで効率的な仕掛けにデータを役立て、市街地の回遊性向上につなげる。民間事業者も時間帯で商品のラインアップ、陳列量を変更するなどの対応に生かせるという。市は2026(令和8)年度当初予算案に3767万円の関連事業費を計上している。可決されれば、新年度には新たに8台のカメラを追加。2027年度からは全16カ所で分析する方針。

