たたら製鉄に理解 若松で子どもたちが体験 阿賀川・川の達人の会 昔の技術紹介 福島県会津若松市

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たたら製鉄に理解 若松で子どもたちが体験 阿賀川・川の達人の会 昔の技術紹介 福島県会津若松市

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阿賀川・川の達人の会は22日、福島県会津若松市の蟹川橋右岸の木炭庵ひろばで、たたら製鉄体験を繰り広げた。子どもたちが参加し、かつて行われていた製鉄技術に理解を深めた。会津地方ではかつて職人が、猪苗代湖で採取された砂鉄と、木炭で製鉄を行い、刀剣などを作っていた。達人の会が、郷土の文化を次代へつなごうと企画した。阿賀川子どもアドベンチャークラブの会員と保護者、達人の会会員ら約50人が参加した。製鉄には、耐火れんがを積み上げた「たたら炉」を使った。阿賀川河川敷で伐採された木を利活用した木炭と砂鉄を交互に入れ、風を送りながら1100度まで温度を上げた。液体状の不純物「ノロ」を取り除き、最後は炉を壊して鉄の塊を取り出した。達人の会会員らが午前6時から準備し、約5時間がかりの作業となった。参加者はノロが出たり、鉄を取り出したりするたびに歓声を上げ、古来の伝統技術に引き込まれていた。【写真】不純物のノロを取り除く達人の会会員ら