福島のニュース
囲碁の日本棋院県支部会員で、今年7月に満100歳を迎える福島市の赤井作男さんを祝う記念対局が28日、市内の常円寺で行われ、赤井さんが日本棋院の武宮陽光理事長(六段)と対局した。赤井さんは1926(大正15)年7月21日、福島市に生まれた。囲碁を覚えたのは19歳ごろで、第2次世界大戦時のシベリア抑留中。現地で仲間が碁石と碁盤を手作業で作り、ルールを教わったという。現在はアマ四段の棋力。週3回、市内南町の自宅から市内天神町の福島囲碁会館までバスと徒歩で通っている。対局は赤井さんが5子(黒石5個)を置いて行われた。赤井さんが豪快な石運びを見せ、武宮理事長が3目勝ちする接戦を演じた。武宮理事長は「中央に広く展開する宇宙流で、活力のある打ち回しに感動した」とほめたたえた。赤井さんは社交ダンスやカラオケにも親しんでおり「理事長と対局できて光栄。囲碁の魅力は友だちがたくさんできること。これからも楽しんで打ちたい」と笑顔をのぞかせた。日本棋院の理事長が地方で指導碁を打つのは極めて異例。常円寺では毎年、県学生親善囲碁大会が開かれ、武宮理事長は理事長就任前から審判長を務めている。常円寺の住職は県囲碁連盟の阿部光裕会長。今年の大会は29日に開催されるため、阿部会長の取り計らいで記念対局が実現した。【写真】記念対局を終え握手を交わす赤井さん(左)と武宮理事長

