福島のニュース
福島県内在住、出身の中学生から社会人でつくる福島青年管弦楽団は4月2日、2年ぶりの台湾公演に臨む。東日本大震災から15年。これまで福島県が受けた台湾からの支援への感謝を伝えるとともに、福島の今を伝える。現地の楽団と共演し、台湾の若者たちと音楽を通して絆を強め、平和への願いを響かせる。福島青年管弦楽団は東日本大震災をきっかけに2014(平成26)年に設立。英国や米国、タイの他、台湾で海外公演している。前回の2024(令和6)年、台湾地震を経験した。4月3日、管弦楽団の約40人は翌日の台湾公演に備え、台北市に滞在していた。宿は震度5弱の地震に見舞われたもののけが人などは出ず、公演は無事に終えられた。現在はインドからの留学生2人を含む約50人が所属している。今回の公演では台北中山堂(台北市)で台北愛楽少年楽団と共演し、ホルストの組曲「惑星」より「火星」などの楽曲を奏でる。団長の磯友哉さん(福島医大医学部5年)は前回の公演を経験した一人だ。「開演直前に台湾の出演者と励まし合って臨んだ」と当時を振り返り、「今回も言語の壁を越えて気持ちを一つに演奏する」と意気込む。台北愛楽少年楽団の古育仲(グウユィジョン)総監督は「共演できることを光栄に思う。日本と台湾の友好の証しとなりたい」と成功を誓っている。コンサートの収益の一部は台湾地震の復興と地方医療の支援に役立てられる。■30日福島で特別公演団員は福島市のふくしん夢の音楽堂(市音楽堂)で23~29日に集中リハーサルを実施した。国内外から招いたプロの演奏家3人の指導で音色を磨いた。30日午後6時から直前特別公演を市音楽堂で開き、練習成果を披露する。チケットは一般千円で全席自由。お問い合わせ先は代表理事の斎藤弘樹さんへ。【写真】集中リハーサルに臨んだ団員

