マチュピチュ遺跡周辺で新たな複数の遺跡確認 福島県富岡町の建設コンサルタント業「ふたば」 3次元データ化成功

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マチュピチュ遺跡周辺で新たな複数の遺跡確認 福島県富岡町の建設コンサルタント業「ふたば」 3次元データ化成功

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国際協力機構(JICA)、ペルー文化省とともにペルーの世界遺産「マチュピチュ遺跡」を調査していた福島県富岡町の建設コンサルタント業「ふたば」は、遺跡周辺の密林で新たな複数の遺跡を確認した。レーザーや高解像度カメラを搭載したドローンで上空から測量し、精密な3次元データ化に成功した。ふたばが30日、明らかにした。ふたばによると、遺跡の北西部に壁状の建造物や石材など複数の遺跡の存在を把握した。壁状の建造物は高さ2・7メートル、厚さ0・6メートルで、幅12・9メートル、奥行き6・4メートルのL字型となっている。遺跡北東部からは、段々畑とみられる遺跡の状態を確認できたという。調査で得たデータは、ペルー文化省による遺跡の発掘作業や分析・調査の進展などに役立てられる見通し。ふたばの遠藤秀文社長は「浜通りの復旧・復興で培った技術を活用し、マチュピチュで新たな遺跡を発見することができた。企画から10年を経て形にすることができ、うれしく思っている」と述べた。ふたばは東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生後、被災地の施設の3次元データ化などを担ってきた。マチュピチュ遺跡では昨年4月から、4回にわたり現地に社員を派遣し本格調査を続けてきた。【写真上】壁状の建造物の3次元データ【写真下】新たな遺跡が確認された密林の上空写真